【ローン講座くん】インタビュー
まず、今回のASP型不動産金利シュミレーションサイトを考えられた動機やコンセプトを教えていただければと思います。
大前提として、不動産業者さん、そして不動産購入者であるエンドユーザーさん
に喜んでいただきたいという思いがあります。いままでだと、みなさんローン電
卓などで計算して説明するのですが、どうしても数字の羅列になってしまい、エ
ンドユーザーにはわかりにくく、不動産業者には説明にスキルが必要で、、、と
お互いに不便がありました。
これをなんとか解消したい、そして両社にとって喜ばしい関係を作りたい、その
ためにシステムで解決できないかと考えました。
一生に一度の大きな買い物を、ある意味において人生を懸けたといっても過言で
はない不動産購入の場面で「お客様がわかりやすい」「不動産業者が説明しやす
い」システムの実現、それは我々のビジネスとしてではなく不動産業にはこれが
必要だという強い想いが開発に至った動機です。
アイティーレックス株式会社
代表取締役 鳥海 成樹
売買系で掲載されました、住宅新報さん、週刊住宅さん、全国賃貸住宅新聞さん
ローン講座くん
営業フロント ログイン画面
不動産業界にとっても新しい仕組みだと思われます。
最近、メディアに露出されているということですが、動向は如何でしょうか?
おかげさまで、宣伝はさほどしていないのですが、主だった業界紙には多数取材に来て頂いております。
色々な雑誌媒体に掲載されたと思うのですが、今回どれくらい取材を受けられたのでしょうか?
業界紙といっても種類が少ないんですね。大きいところで3社なんですが、売買系ですと、住宅新報さん、週刊住宅さん、全国賃貸住宅新聞さんと、不動産業界だと大体この3つですね。
雑誌媒体だと20、WEBでの告知などを含めると、50以上はあると思います。
プレスリリースを行なったら反響があったということでしょうか?
その通りです。おかげさまで、プレスリリースして、各種取材をして頂いたおかげで、お申し込みは多数頂いている状況です。
業界的にも注目されているということですね。
はい。現状では広告費は特にかけていません。
弊社で行った広告活動は、FAXDMとメールですが、FAXDMは大きな反響がありました。
通常のDMが「せんみつ」FAXDMの反響が「まんみつ」と言われていますが、通常のDMと同じくらいの反響がありました。
このことから、皆さん興味をお持ちになっているな、と感じました。
また、業界紙の方皆さんには料金が安いとのお声をいただいております。
大体業務用ソフトは、100万円くらいするので、それが1万円で使えるというのが、差別化できているひとつの要因です。
ただ、まちばの方だと、どうして月一万円とるの?
といわれてしまいます。
どうしても、ソフトという認識を強く持っておられるようです。
売り切りのものを好まれるというギャップに多少苦しんでいる状況です。
最近特にメールのやり取りが主体なので、FAXが脚光を浴びなくなり、逆に新鮮になっているというのが考えられますね。
そうですね。メールでDMも打ったんですが、メールは反響がありませんでしたね。
メールは費用がかからないので、実施したのですが、アクセスも伸びず、ダメでしたね。
ですが、一ヶ月目の目標は達成しました。
今後の展開やビジョンなのですが、来期や一年くらいの間で、どのようなことを
展開してみようとご検討されておりますか?
お問い合わせを頂いている中で、割と多いのが、異業種とか、不動産業界に対して様々なソフトなどを販売する会社が、一緒に組んで何かできないかというご意見は多数頂いております。
そのような企業様と組んで、ローンに頼らず、不動産業界の営業支援、集客支援といったものをやっていこうと考えております。
お客様個人に合わせた
ローンシュミレーション
ローン講座くんの優れたポイントを3つあげるとすれば何でしょうか?こちらのサイトの特異点・有意点を存分にアピールして下さい!
普通の資金計画とは大きく違う、グラフィカルなシートということです。
普通の資金計画ではできない、住宅情報にのっているようなお客様が知りたい住宅関連のお金に関する疑問など、お客様の知りたい情報をお客様にわかりやすい形で提示できるという点です。
営業成績があがる、お客様の意欲を盛り上げる成約ノウハウがシートに盛り込まれているということですね。
WEB系の提携ではどのようなコラボレーションを想定されておりますでしょうか。
不動産に関連する様々な業者とのコラボレーションの可能性があると思います。
衣食住の住に該当するところは関連する業態が多数存在しますが、引越し、家具など色々なコラボレーションの可能性を検討しています。
大手にも受けるというコンセプトで作成されていると思うのですが、大手でも遜色のないシステムが、はじめてまちばでも使える価格で降りてきたという感じでしょうか?
そうですね、通常こういった業務システムは高額になるのが相場ですが、我々は
ASP(インターネットでの配信)で月々利用料金を頂く形にしましたので、企
業規模にかかわらずどなたでも使いやすい形になっています。その点では、いま
までこういったシステムが使えなかった中小の会社さんにはとても喜ばれています。
月額料金ということで抵抗のある方もいらっしゃいますが、なにしろ不動産売買
用ですから一つ契約が決まれば一気に元が取れますし、多くの利用会社さんで効
果が出ていますから、最初に悩まれる方でもいざ導入されてみれば正直なところ
値段は全く気にならないという方が多いですね。
正直なところ、利益度外視的なところがあるのですが、そこは派生的なものを期
待しつつ運営しています。
これを利用していただくことで不動産会社さん、不動産購入者さん、両者にメ
リットが出てきます。
不動産業者さんの営業の質が上がり成約が増えます。お客様にとってはわかりや
すく質の高い資金計画サービスが受けらます。つまりお互いがWin−Winな
関係が築けます。
この関係の連鎖こそが、我々にできる「ビジネスを通して世の中をよくしていく
こと」だと考えています。
不動産業といえばまだまだイメージがよいとはいえない部分がありますが、我々
は不動産会社さんのためにもなんとかそれを払拭し、街の不動産屋さんをサポー
トしたいと考えています。
最近では企業のコンプライアンスが強く求められる社会になってきましたが、そ
ういう時代に小さな町の不動産屋さんでもひるむことなく立ち向かえる、そのサ
ポートを我々がさせていただければと考えています。
ぜひ、多くの会社さんに利用していただき、ともによい世の中を作っていきたい
と考えています。